スペインで新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月から実施されてきた厳格なロックダウン(都市封鎖)措置の段階的な緩和が始まっています。2日には時間限定で散歩やサイクリングが解禁となりました。
同国では欧州の中でも特に厳しい外出制限が設けられていましたが、2日からは14歳以上の市民が毎日午前6~10時か午後8~11時の間に1回だけ、1時間以内の散歩などを認められるようになりました。同伴者は1人、範囲は自宅から数百メートルの圏内と限定されています。市外へ出なければ単独でサイクリングのようなスポーツを楽しむこともできます。
ただし高齢者には混雑を避けられるよう、特別に午前10~12時または午後7~8時という時間が設定されました。