ピアニストの辻井伸行さんは、生まれたときから目に障害があります。2009年、20歳のときに世界のピアノのコンクールで1番になってから、世界で活動しています。
辻井さんは22日、100年以上の歴史がある「ドイツ・グラモフォン」と契約したと発表しました。ドイツ・グラモフォンはクラシックが専門の会社です。今まで、指揮者のカラヤンや小澤征爾さんなど有名な人と契約してきました。
辻井さんは、この会社でベートーベンの曲を弾いたCDを作って、来年世界に出す予定です。
辻井さんは「歴史に残るようなCDを作りたいと思います。クラシックに興味がなかった人もコンサートに来てくれるようなピアニストになりたいです」と話しました。