「水の都」ベネチア観光客数を抑えるため入場料徴収制度開始 - Easy News

「水みずの都と」として知しられる世界せかい有数ゆうすうの観光かんこう地ち、イタリアのベネチアで、増ふえすぎた観光かんこう客きゃくの数かずを抑おさえるため、日帰ひがえりの観光かんこう客きゃくを対象たいしょうに1日にち5ユーロの入場にゅうじょう料りょうを徴収ちょうしゅうする制度せいどが試験しけん的てきに始はじまりました。

イタリアのベネチアでは25日にちから観光かんこう客きゃくを対象たいしょうに入場にゅうじょう料りょうを徴収ちょうしゅうする試験しけん的てきな運用うんようが始はじまりました。

中心ちゅうしん部ぶの駅前えきまえではさっそく、観光かんこう客きゃくに入場にゅうじょう券けんの提示ていじを求もとめる市しのスタッフの姿すがたが見みられました。

ベネチアはユネスコの世界せかい文化ぶんか遺産いさんにも登録とうろくされており、中世ちゅうせいの町並まちなみや美うつくしい運河うんがが人気にんきですが、1日にちに数すう万まん人にんの観光かんこう客きゃくが訪おとずれ、「オーバーツーリズム」による環境かんきょうへの悪影響あくえいきょうなどが懸念けねんされています。

徴収ちょうしゅうの対象たいしょうはベネチア本島ほんとうの旧きゅう市街しがいを訪おとずれる日帰ひがえりの観光かんこう客きゃくで入場にゅうじょう料りょうは、1人にんあたり1日にち5ユーロ、日本にっぽん円えんで830円えんほどで、市内しないに宿泊しゅくはくする観光かんこう客きゃくや、14歳さい未満みまんは対象たいしょうになりません。