1
日の
東京外国為替市場は、
アメリカが
早期に
利下げするとの
観測が
後退したことを
背景にじりじりと
円安が
進み、
円相場は、1ドル=157
円台後半まで
値下がりしています。
外国為替市場では、4月30日に発表されたアメリカ企業の雇用にかかわる費用の指数が市場の予想を上回ったことで、アメリカのインフレが根強いと受け止められました。
このため1日の東京外国為替市場ではアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が早期に利下げするとの観測が後退して、じりじりと円安が進み、1ドル=157円台後半まで値下がりしています。
市場関係者は「政府・日銀がおととい市場介入を行ったという見方が広がる中で、介入への警戒感が強まっている。FRBの金融政策を決める会合の結果が日本時間のあす未明に公表されるが、市場ではその内容とともに、パウエル議長の会見での発言を見極めたいとして神経質な取り引きとなっている」と話しています。