栃木県那須町で
夫婦の
遺体が
見つかった
事件で、
指示役と
仲介役とみられる2
人の
容疑者が、
事件の
発覚後にも
接触していたことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
その、
およそ30
分後に
仲介役が
出頭していて、
警視庁は
出頭のいきさつや
直前の
やり取りについて
詳しく
調べています。
4月16日に栃木県那須町で、都内の会社役員、宝島龍太郎さん(55)と、妻の宝島幸子さん(56)の遺体が見つかった事件で、警視庁はこれまでに、
▽指示役とみられる佐々木光容疑者(28)
▽知人で仲介役とみられる平山綾拳容疑者(25)
▽実行役とみられる韓国籍の姜光紀容疑者(20)
▽元俳優の若山耀人容疑者(20)を、
遺体を損壊した疑いで逮捕しています。
これまでに佐々木容疑者と平山容疑者は、事件発覚前の16日午前3時半ごろに都内の居酒屋で会い、報酬の受け渡しを行っていたとみられることがわかっています。
その後の調べで、2人は事件が発覚したあとの17日午前6時ごろにも、東京 五反田駅近くの路上で接触していたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
2人が会っていたのは数分間で、その様子が近くの防犯カメラの映像に映っていたということです。
このとき平山容疑者は、佐々木容疑者に携帯電話を渡したとみられ、そのおよそ30分後に、近くの交番に出頭しました。
警視庁は、出頭のいきさつや、2人が直前にどのようなやり取りをしていたのか詳しく調べています。