さらにそれより前の時期にも山の中で試し撃ちをしていたと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
一方、銃についてはインターネット上の動画投稿サイト「YouTube」を参考に製造したという趣旨の供述をしているということです。 警察は容疑者が周到に準備を重ねていたとみて、事件に至るまでの詳しい行動を調べています。
そのうえで「今後の国家公安委員会で、今回の警備の検証や今後の対応について議論がなされる。このような事案を二度と起こすことがないよう、しっかりした取り組みを望みたい」と述べました。 また、安倍元総理大臣の死去が政権運営に与える影響を質問されたのに対し「私も含め多くの議員が、ことあるごとに指導とアドバイスをいただいてきた。政権運営への影響について答えることは控えるが、政府としては、新型コロナ対応や物価高騰、それにウクライナ情勢などの諸課題にしっかり対応していきたい」と述べました。
また、都内の40代の自営業の男性は「一度握手をしたことがありましたが、本当に優しいまなざしでとても優しく接して下さった。亡くなられ、まさかという気持ちで、今でも信じられないです」と話していました。 また、幹部が集まる党本部の4階には、安倍氏の遺影が置かれた記帳台が設けられています。 一方奈良市の現場近くに設けられた献花台には、多くの人が訪れ列ができています。午前11時には、小さな子どもを連れた家族から高齢者まで100人ほどの列ができていました。 大阪から訪れた70代の女性は「安倍さんにお礼を伝えたくて献花に来ました。もっともっと日本のために活躍してほしかったです」と話していました。 また、市内に住む40代の女性は「よく行き来している場所で事件が起きてショックです。容疑者には違う形で自分の思いを主張してほしかったです」と話していました。
松野官房長官“警護や警備に問題あった”と報告受ける
自民党本部に献花台
警察は周到に準備を重ねていたと見て調べています。
銃は“YouTube参考に製造”と供述