奈良市で8日、安倍元総理大臣が銃で撃たれて亡くなりました。警察は奈良市に住む41歳の山上徹也容疑者を逮捕しました。山上容疑者は2002年から2005年まで自衛隊にいたことがありました。今年5月には、仕事をやめていました。
警察によると、山上容疑者は「母親が宗教の団体にたくさんお金を寄付して、家族の生活が壊れた。この団体を恨んでいた。安倍元総理大臣はこの団体と関係が近いと思って撃った」と話しています。
銃については、「鉄のパイプを2本テープでつなげて銃を作った。パイプを3本や5本、6本にした銃も作った。団体の施設や山の中で銃のテストをした」と話しています。
警察は前から準備をしていたと考えて調べています。