週明け15
日のニューヨーク
株式市場でダウ
平均株価は
値上がりし、
終値は
およそ2
か月ぶりに
史上最高値を
更新しました。
選挙集会の
演説中に
銃撃された
トランプ前大統領がけがはしたものの、
共和党の
全国党大会に
出席すること
などが
安心材料となった
形です。
15日のニューヨーク株式市場は金融やエネルギー関連の銘柄を中心に買い注文が出て、ダウ平均株価は一時300ドルを超える値上がりとなりました。
終値は、先週末と比べて210ドル82セント高い4万211ドル72セントとなり、5月中旬以来およそ2か月ぶりに史上最高値を更新しました。
選挙集会の演説中に銃撃されたトランプ前大統領がけがはしたものの、共和党の全国党大会に出席することが安心材料となったほか、トランプ氏が11月の大統領選挙で政権を奪還すれば減税を行うのではないかとの観測が出ていることも買い注文につながった形です。
またトランプ氏が頻繁に投稿するSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営する「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」の株価の終値は、先週末と比べて31%の大幅な上昇となりました。
市場関係者は「FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が15日、インフレが鈍化することへの確信が高まっているという認識を示したことを受けて、投資家の間で早期に利下げに踏み切るとの観測が強まっていることも、株価の支えになっている」と話しています。