アメリカのシアトルの公園で、「サダコ像」という女の子の像がなくなっているのが見つかりました。足首のところで切られていました。
1945年8月、広島に原爆が落とされました。佐々木禎子さんは、原爆の被害で病気になって、12歳で亡くなりました。広島の平和公園にある「原爆の子の像」は、禎子さんがモデルになっています。アメリカの人たちは1990年、禎子さんと平和のために「サダコ像」を作りました。
シアトルの団体は毎年、原爆で亡くなった人たちのために祈る会を開いています。この団体は「とても悲しいです。みんなで一緒に新しい像を作って、核兵器をなくす活動を大きくしていきたいです」と話しています。