クラウドストライクCEO「顧客こきゃくや旅行りょこう者しゃへの影響えいきょうに深ふかくおわび」

クラウドストライクCEO「問題もんだいは特定とくてい 修正しゅうせいプログラム展開てんかい」

アメリカの情報じょうほうセキュリティー会社かいしゃ「クラウドストライク」のCEOのジョージ・カーツ氏しは、SNSへの投稿とうこうで「ウィンドウズのコンテンツ更新こうしんで見みつかった欠陥けっかんで影響えいきょうを受うけている利用りよう者しゃのため対応たいおうしている」と明あきらかにしました。

また今回こんかいの障害しょうがいは、アップル社しゃなどの製品せいひんの利用りよう者しゃには出でていないとしています。そのうえで、「これはサイバー攻撃こうげきやセキュリティーの問題もんだいではない。問題もんだいは特定とくていされ、分離ぶんりされ、修正しゅうせいプログラムが展開てんかいされている」などとしています。

専門せんもん家か「プログラムの不ふ具合ぐあい原因げんいんか」

「クラウドストライク」のソフトを導入どうにゅうしているウィンドウズのパソコンで、勝手かってに再さい起動きどうするなどのトラブルが相次あいついで発生はっせいしていることについて、サイバーセキュリティーに詳くわしい立命館大学りつめいかんだいがく情報じょうほう理工学部りこうがくぶの上原うえはら哲太郎てつたろう教授きょうじゅは、「セキュリティーソフトが問題もんだい点てんなどを調しらべるセンサーと呼よばれるプログラムの不ふ具合ぐあいが原因げんいんで、アップデートをきっかけにシステム障害しょうがいが起おきたとみられる。ウィンドウズのようなOSとセキュリティーソフトは密接みっせつに関かかわるので、品質ひんしつに問題もんだいがあると大おおきな障害しょうがいにつながりやすく、プログラムを提供ていきょうする前まえにテストを繰り返くりかえすなど、慎重しんちょうに開発かいはつする必要ひつようがある」としています。

一連いちれんのシステム障害しょうがいの原因げんいんと見みられるアメリカの会社かいしゃのセキュリティーソフトは大だい企業きぎょうや行政ぎょうせい機関きかんのシェアが大おおきいということで、「サイバー攻撃こうげきとは異ことなり復旧ふっきゅうや再発さいはつ防止ぼうしが比較的ひかくてき簡単かんたんなので、情報じょうほうシステム部門ぶもんがしっかりしている企業きぎょうなどであれば影響えいきょうは長引ながびかないだろう」としています。