朝鮮半島有事を
想定した
アメリカ軍と
韓国軍による
定例の
合同軍事演習は、
原則として
毎年、
春と
夏に
行われてきました。
このうち春の演習としては、米韓両軍の海兵隊による上陸訓練などからなる「フォール・イーグル」と、コンピューターを使ってさまざまな事態への対応や指揮系統の連携を確認する「キー・リゾルブ」が実施されていました。
また、夏の演習は「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」と呼ばれ、コンピューターによる図上演習を中心に行われていました。
しかし、北朝鮮との対話を重視した革新系のムン・ジェイン政権下では、2018年6月の史上初の米朝首脳会談を受けて、この年の夏の演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」が中止されました。
2019年には春の演習「フォール・イーグル」と「キー・リゾルブ」の実施を取りやめ、代わりに規模を縮小した新たな枠組みで図上演習が行われました。
また、この年の夏の演習の名称が「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」から「連合指揮所訓練」に変更され、北朝鮮を刺激したくない思惑があるのではないかとの見方が出ました。
さらに2020年以降は、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に演習の見送りや規模縮小が続き、実際に大規模な兵力を投入する本格的な野外機動訓練も行われていませんでした。
日本政府 「北朝鮮の動向を注視 警戒監視に全力」
22
日から
始まる韓国軍とアメリカ
軍の
合同軍事演習について、
日本政府内では、
米韓両国による
抑止力の
向上につながり、
地域の
平和と
安定に
資するものだと
評価する
意見が
出ています。
一方で、軍事演習に反発した北朝鮮がミサイルの発射など軍事的なけん制を行う可能性もあるとして、北朝鮮の動向について必要な情報の収集に取り組むとともに、警戒監視に全力を挙げることにしています。
松野官房長官「防衛体制を強化と承知」
松野官房長官は、記者会見で「米韓両国は今回の演習を通じ、米韓の作戦能力を向上させ防衛体制を強化する旨、発表しているものと承知している。北朝鮮の軍事動向には、政府として平素から重大な関心を持って情報収集、分析に努めているが、引き続き、アメリカなどとも緊密に連携し、必要な情報の収集・分析と警戒監視に全力を挙げ、わが国の平和と安全の確保に万全を期していく」と述べました。
NHKの憲法記念日特集 国会での議論の進め方めぐり論戦
NHKの憲法記念日特集で、国会での議論の進め方をめぐり、自民党が大規模災害など緊急事態での対応について憲法改正の条文案の作成に入りたいとしたのに対し、立憲民主党は、社会全体や将来をふかんした体系的な議論が必要で、急ぐべきではないと主張しました。
출처: NHK
May 3, 2024 11:05
高速道路 各地の状況は【ライブ配信】
3日から大型連休の後半が始まりました。各地の高速道路の状況をライブ配信しています。※データ放送ではご覧になれません。 「NHK NEWS WEB」「NHKニュース・防災アプリ」からご覧ください。
출처: NHK
May 3, 2024 09:05