韓国で夏の米韓合同軍事演習が始まりました。本格的な野外訓練も予定されていて、北朝鮮の反発が予想されます。
米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」は、22日から来月1日まで実施されます。
訓練の一環として、22日に閣議を開いた韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、文在寅(ムン・ジェイン)前政権下で規模が縮小された訓練を「正常化」すると説明していて、4年ぶりとなる本格的な野外機動訓練も実施されます。
北朝鮮による攻撃を想定した首都圏防衛や反撃作戦の訓練などが予定されています。
一方、北朝鮮は17日未明に巡航ミサイル2発を発射するなど反発していて、さらなる軍事挑発に出る可能性もあります。