砲撃が続くウクライナ南部のザポリージャ原発を巡り、IAEA=国際原子力機関のトップをはじめとする14人の調査団が今週にも現地を視察するとアメリカメディアが報じました。
ニューヨーク・タイムズによりますと、IAEAトップのグロッシ事務局長のほか、「中立国」の専門家13人で構成される調査団が早ければ今週、ザポリージャ原発を視察するということです。
この調査団にアメリカとイギリスの専門家は入っていないということです。
ロシア軍が占拠するザポリージャ原発はこれまでに何度も砲撃を受けていますが、ウクライナとロシア双方は27日、再び砲撃があったと互いに非難しました。
さらにロシアのタス通信が28日、原発の上空でロシア軍がウクライナの攻撃型ドローンを撃墜したと報じるなど依然として緊張状態が続いています。