京セラを世界で有名な会社に育てた稲盛和夫さんが亡くなりました。90歳でした。
稲盛さんは1959年に会社をつくって、京セラにしました。今の京セラは電気などの部品の仕事で、1年に1兆8000億円の売り上げがあります。携帯電話などの仕事をするKDDIの最初の会社は、稲盛さんがつくりました。経営が悪くなった日本航空では、問題をなくして経営をよくしました。
稲盛さんはNHKの番組で「人として何が正しいかをまず考えて、経営を考えることが大切です」と話しています。
稲盛さんの考え方を伝える勉強会は世界に広がって、中国では1万7000人が参加しました。稲盛さんが亡くなったことは、中国でも大きなニュースになっています。