皇室とイギリスの
王室は、
昭和28
年(1953
年)に
上皇さまがエリザベス
女王の
戴冠式(たいかんしき)に
昭和天皇の
名代として
出席される
など、
古くから
親密な
関係にあります。
また天皇陛下の即位後初めての外国訪問として予定されていたイギリスへの訪問が新型コロナウイルスの影響で延期になっていました。
天皇陛下の国葬への参列は、こうした経緯なども踏まえて調整が進められているものとみられます。
国葬に参列されれば即位後初めての外国訪問になります。
天皇陛下はエリザベス女王の死去を受けて9日に文書で深い悲しみの気持ちと心よりの哀悼の意をあらわし、この中では大学院在学中にイギリスのオックスフォード大学に留学したことにも触れ「私の英国留学や英国訪問に際しても、様々な機会に温かく接していただき、幾多の御配慮をいただいたことに重ねて深く感謝したいと思います」とつづられていました。
また宮内庁は天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻が9日から3日間の喪に服されていると発表しました。