この電話相談は連合などが行っていて、労働問題に詳しい弁護士など4人が対応に当たっています。
11日は、午前中から「朝の7時から夜の10時や11時まで働いていて、週に1度の休みも呼び出しがある。おかしいと思っているが、仕事を辞めると生活ができなくなる」とか「配達個数を指示され、一日で250個近い荷物を配らないといけない」といった相談が寄せられていました。
フリーランスは自由な働き方ができるとされる一方、宅配ドライバーをめぐっては、業務の指揮や命令を受けている実態があるとか、収入が不安定で事故やけがの補償が薄い、などといった指摘も出ています。
菅俊治弁護士は「配達業務の人たちは私たちの生活になくてはならない存在になっていますが、フリーランスのため、法的保護が不十分な状態です。気軽に相談してください」と話していました。
電話相談は無料で、11日午後8時まで「050-5808-9835」で受け付けています。