牧之原市に
ある認定こども
園「
川崎幼稚園」では、
今月5
日、3
歳の
女の子が
通園バスの
車内に
およそ5
時間にわたって
取り残され、
熱中症で
死亡しました。
今月7日にこども園が開いた記者会見で、バスを運転していた増田立義理事長は、事件の責任を取って後任が決まりしだい辞任する意向を示していましたが、この翌日の今月8日付けで辞任していたことが代理人の弁護士への取材でわかりました。
これについて、弁護士は「みずからの過失で重大な事態を招いたという自責の念から当初の予定より早く辞任することになった。後任が決まるまでの間は副園長とともに保護者への説明会などの調整を行っていく」と話しています。
一方、こども
園には167
人の
園児が
在籍していますが、
事件のあと
休園の
状態が
続いていて、
牧之原市によりますと、
保育園部門の103
人のうち78
人については、12
日までに
市内の3つの
保育園で
受け入れを
始めたということです。
また、市は、幼稚園部門64人のうち40人について、14日以降、市内の1つの施設で受け入れられる態勢を整えたということで、現在、保護者に意向を確認しているということです。