新型しんがたコロナの感染かんせん状況じょうきょうについて、大阪おおさか府内ふないでは新規しんき感染かんせん者しゃ数すうが減少げんしょう傾向けいこうにあり、病床びょうしょうの使用しよう率りつも、13日にちまでの7日にち連続れんぞくで50％を下回したまわっています。

こうした状況じょうきょうを受うけて、府ふは14日にち午後ごご、対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎを開ひらき、感染かんせん状況じょうきょうなどを伝つたえる独自どくじの基準きじゅん「大阪おおさかモデル」を、非常ひじょう事態じたいを示しめす「赤色あかいろ」から、警戒けいかいを示しめす「黄色きいろ」に引き下ひきさげるとともに「医療いりょう非常ひじょう事態じたい宣言せんげん」を解除かいじょすることを決きめました。

また、高齢こうれい者しゃ施設しせつでの面会めんかい自粛じしゅくの要請ようせいについても、15日にちから解除かいじょし、当面とうめんの間ま、面会めんかいの際さいは感染かんせん対策たいさくを徹底てっていするよう呼よびかけることを確認かくにんしました。

一方いっぽう、会議かいぎでは、今月こんげつ26日にちから全国ぜんこく一律いちりつで感染かんせん者しゃの全数ぜんすう把握はあくを見直みなおし、報告ほうこくを簡略かんりゃく化かした運用うんように移行いこうすることに伴ともない、今後こんごの府ふの対応たいおうについて説明せつめいが行おこなわれました。

それによりますと、詳くわしい報告ほうこくの対象たいしょうが65歳さい以上いじょうの高齢こうれい者しゃや妊婦にんぷ、それに入院にゅういんを要ようする人ひとなど重症じゅうしょう化かリスクの高たかい人ひとに限定げんていされることを受うけて、対象たいしょうから外はずれる人ひとのために「健康けんこうフォローアップセンター」を新あらたに設もうけ、宿泊しゅくはく療養りょうよう施設しせつへの入所にゅうしょや、配はい食しょくサービスの利用りようなどの申請しんせいを電話でんわで受け付うけつけるほか、医師いしの診察しんさつを希望きぼうする人ひとには、外来がいらいやオンライン診療しんりょうなどの案内あんないも行おこなうということです。