無料通信アプリを手掛けるLINE(ライン)が24日発表した2019年1~3月期連結決算は、純損益が103億円の赤字(前年同期は13億円の赤字)となりました。スマートフォン決済を普及させるために実施した利用者向けの還元キャンペーンの費用がかさんです。 売上高は、前年同期比13・5%増の553億円でした。企業が使う通信アプリ内の公式アカウントが増えたことで、広告収入が増加しました。19年12月期の連結業績見通しは、主力事業とするスマホ用などのアプリの市場が国内外で急激に変化しており「精緻な業績予想を策定することは困難」として公表していません。