163
キロの
球速を
マークして
注目される
岩手 大船渡高校の
佐々木朗希投手が、ことし
初めての
公式戦となる
春の
県大会を
前に
取材に
応じ、「
自分の
できることを
出し切って
夏の
甲子園に
行きたい」と
意気込みました。
大船渡高校の
佐々木投手は、
今月行われた18
歳以下のワールドカップに
向けた
日本代表候補の
紅白戦で、
6者連続三振を
奪い、
プロ野球のスカウトの
スピードガンで
最速163
キロの
球速が
計測されました。
こうした中、ことし初めての公式戦となる春の県大会が今週から始まるのを前に、高校側が記者会見を開き佐々木投手や國保陽平監督などが出席しました。
この中で佐々木投手は「自分たちの力がどのくらい通用するようになったのかを試したい。夏に向けての課題や収穫を見つけていきたい」と意気込みを語りました。
そのうえで、夏の甲子園については、「ずっと目標にしてきたので何が何でも行きたい。自分のできることをすべて出し切って、一緒につらい練習を頑張ってきた仲間と行きたい」と話しました。
また、國保監督は佐々木投手について、「自分の可能性を追求することや野球への思い、そして姿勢が素直にすごいなと思う」と述べ、野球に取り組む姿勢を評価していました。
大船渡高校の春の県大会の地区予選の初戦は、来月2日に岩手県釜石市で予定されています。