東京都議会の
定例会が
4日開会しました。
小池知事は
所信表明で、
相次ぐ
高齢の
ドライバーによる
事故に
対応するため、
都庁内に
新たなプロジェクト
チームを
設置して、
対策を
検討して
いくことを
明らかにしました。
都議会の
定例会は、
初日の
4日、
本会議が
開かれました。
小池知事は所信表明で、東京 池袋で高齢者が運転する車が歩行者などをはね、3歳の女の子とその母親が死亡した事故など高齢ドライバーによる交通事故が社会問題になっているとして「安全運転の確保や、運転免許の自主返納への理解促進などの観点から、事故防止のための手を迅速に打たねばならない」と述べました。
そのうえで、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防ぐなど、事故防止に効果的な装置の取り付けに対する補助を新たに実施することや、交通が不便な地域の高齢者の移動支援などを含む、幅広い対策を検討するプロジェクトチームを都庁内に5日、設置することを明らかにしました。
また、小池知事は、都内の待機児童の数がことし4月1日時点でおよそ3700人と3年前の半数以下にまで減少する見込みであることを明らかにし、都の待機児童対策の効果が出ていることを強調しました。