1日あたり25杯コーヒーを飲む人でも、コーヒーの摂取量が1日あたり1杯だけ飲む人に比べて、コーヒーによる動脈硬化の影響はみられませんでした。
以前の研究の中には、コーヒーが動脈硬化を引き起こし、心臓へ圧力を与え、心臓発作などのリスクが高まる可能性を示唆するものもありました。
しかし、今回の研究では、1日あたり5杯のコーヒーを飲んでも、大丈夫です。最大25杯飲む人も、動脈硬化になる可能性は、摂取量が1日あたり1杯未満の人と同程度でした。
データの分析を主導したケネス・ファング氏は、推奨するガイドラインにそって飲めば、摂取量が1日あたり1杯未満の人と比較しても動脈硬化が引き起こされることはないだろうと指摘しました。