英イングランドの消防隊で活躍するセラピー犬が、自らの命を絶とうとしていた若い女性の説得に貢献し、自殺を思いとどまらせる出来事がありました。
お手柄のセラピー犬は3歳のラブラドルとプードルのミックス犬「ディグビー」です。普段は消防士が負った心の傷を癒やすセラピー犬として活動していますが、イングランド南西部エクセター近郊で15日、幹線道路上に架かる橋の上で若い女性が自らの命を絶とうとしていた現場に出動しました。
デボン・サマセット消防救急隊(DSFRS)によると、現場では警察が女性の説得を試みていましたが、状況は深刻化する一方でした。そこで救急隊員の1人が、ディグビーに出動してもらうことを思い着きました。ディグビーは普段、消防士たちの心を落ち着かせる役割を果たしていました。