発見者は地元のボートこぎの男性。警察によると、男性は同州ガージープルの河岸近くで赤ちゃんの泣き声を耳にして、川を漂う箱から泣き声がしていることを突き止め、赤い布にくるまれた赤ちゃんを発見しました。
箱の中には年齢を示す占星図、線香、ヒンドゥー教の神ドゥルガの図像も入っていました。
その後、警察への通報が行われ、赤ちゃんは地元病院に搬送されました。
ガージープル警察は、赤ちゃんの両親の居場所については捜査中だと説明。赤ちゃんが箱に入れられた経緯や理由を特定するのは難しいとしています。
インドでは児童遺棄は刑法上処罰の対象となるが、この問題は長年根強い。特に女児の場合、毎年数十万人が性差別に関連するネグレクト(育児放棄)で死亡しています。