国際的なNGOが
世界20
か国で
上映された
映画について
男女の
描かれ
方を
分析し、
企業の
社長や
政治家などリーダーの
役割を
担う登場人物の
割合は
女性のほうが
大幅に
少なく、
男性より
女性が
性的な
対象として
描かれていると
指摘しました。NGOはジェンダーの
固定観念に
影響を
与えるとして、
改善を
呼びかけています。
女性や
子どもの
権利向上などを
支援している
国際NGO「
プラン・
インターナショナル」などは、
日本を
含む世界20
か国で
去年、
高い興行収入を
上げた56
本の
映画について
男女の
描かれ
方を
分析し、
報告書をまとめました。
それによりますと、女性の登場人物の割合は33%で、67%だった男性の半分以下でした。
また、企業の社長や政治家などリーダーの役割を担う登場人物の割合を調べたところ、女性は27%だったのに対し男性は42%で、15ポイントの差がありました。
さらに、そうした女性リーダーの登場人物のうち、30%は露出の多い服を身に着けていたほか、15%は体の一部がクローズアップされていたなどとして、男性より性的な対象として描かれていると指摘しています。
NGOは、ジェンダーの固定観念に影響を与えるとして改善を呼びかけていて、各国のメディア業界や政府に対し、若い女性のロールモデルになるような人物を描くよう求めるとともに、映画製作に携わる女性を増やし支援するよう求めています。