フィリピンのニュービリビッド刑務所の病院責任者は、過剰な詰め込み、病気のまん延や暴力で同刑務所の服役者5人のうちの1人が毎年死亡していると報告しました。
死亡者数は毎年約5200人です。
同刑務所の服役者死亡率は他の刑務所の率より高いです。
寝る場所の確保もままならない状態で、30人収容の監房に131人が押し込まれてもいました。
ケソン市の刑務所の受刑者数は16年初期には3600人を下回っていたがドゥテルテ大統領の同年6月の就任後の7週間で4053人に増えました。フィリピンの受刑者数は昨年5月の時点で、公判前の拘束者や再勾留中の者を含め18万8278人でした。