3日午前、
岐阜県高山市の
北アルプスの
西穂高岳で
福岡市の66
歳の
男性が
山頂近くから
滑落して
死亡しました。
3日正午前、
高山市の
北アルプスの
西穂高岳で「
父親が
滑落した」と、
一緒に
登山をしていた33
歳の
娘から
警察に
通報がありました。
警察によりますと、滑落したのは福岡市東区の佐藤憲明さん(66)で、西穂高岳の山頂に近い標高2700mほどの「ピラミッドピーク」と呼ばれる岩場の付近からおよそ500m下に滑落したとみられるということです。
ヘリコプターで捜索した結果、およそ2時間後に佐藤さんを見つけて助け上げましたが、頭などを強く打っていて、すでに亡くなっていたということです。
佐藤さんは娘と2人で登山をしていて、3日朝7時ごろに山荘を出て、10時ごろに山頂に到着し、そこから再び山荘に戻る途中だったということです。
警察が当時の詳しい状況を調べています。