アフリカ南部のザンビアで、ニュース番組のアナウンサーが生放送中に自身や同僚が給料を支払われていない実態を視聴者に明かす出来事がありました。
同国KBNテレビのアナウンサー、カリミナ・カビンダ氏は今月19日の生放送中、不意にニュース原稿を読むのを中断。「ニュースとは別に、視聴者の皆さん。我々は人間です。給料を支払われる必要があります」と、語り始めました。
続けて「残念ながら、KBNでは我々に給料が支払われていない」とし、自身を含むどの職員の給料も未払いになっていると訴えました。
KBNのケネディー・マンブウェ最高経営責任者(CEO)は、局のフェイスブックページへの声明で、カビンダ氏のコメントを批判。同氏は生放送中に酒に酔っていたと非難し、局として愕然(がくぜん)としていると述べました。