シベリア西部・オムスク州の農村に住むアレクセイさん。今月から始まった大学のオンライン授業では、高さ8メートルのシラカバの木のてっぺんから参加しました。
自宅でもインターネットはできますが通信速度が遅いということで、より強いWi-Fiの電波を求め、高い木に登っているのです。しかし、寒さがこたえるようになって高速通信回線の整備を動画投稿サイトで州知事に訴えたところ大きな話題となり、州当局が特別カリキュラムを考えてくれることになりました。
ロシアでは国民の8割がインターネットを利用していますが、地方では、この村のようにインフラが整っていないところも多いということです。