イスラエルの複数の大手メディアは、ネタニヤフ首相が22日に情報機関モサドのトップとともにサウジアラビアを極秘に訪問し、アメリカのポンペオ国務長官同席のもとムハンマド皇太子と会談したと伝えました。
報道を受け、サウジのファイサル外相は23日、自身のツイッターで、「会談の場にいたのはアメリカとサウジだけ」と投稿し、会談の事実を否定しました。一方、イスラエルメディアは、サウジ王室の特別顧問が訪問の事実を認めたとも報じています。
サウジのムハンマド皇太子はこれまでも、パレスチナ問題の解決なくしてイスラエルとの国交正常化はないと慎重姿勢を示していることなどから、サウジ側としても会談を公式に認めることが出来ないものとみられます。