シンガポール食品庁(SFA)はこのほど、米サンフランシスコを拠点とする新興企業イート・ジャストに対し、実験室で培養した鶏肉の国内での販売を承認しました。培養肉の販売を承認した国は世界で初めてです。
イート・ジャストの1日の発表によると、この製品は人工培養した鶏の細胞からつくられたもので、チキンナゲットの原料として承認されました。
同社のジョシュ・テトリック最高経営責任者(CEO)はCNN Businessに対し、人工鶏肉を使ったチキンナゲットについて、最初はシンガポールのレストラン1店で導入し、いずれ同国の飲食店や小売店で幅広く提供する予定だと明らかにしました。