太陽系で最大の惑星の木星と、2番目に大きい土星が夜空で接近しています。
21日の冬至には、夜空で木星と土星が並んで二重惑星のように見える「コンジャンクション」と呼ばれる現象が起きます。
木星と土星はこの夏以来、徐々に接近していましたが、16日から25日にかけてはさらに接近し、南西の空の地平線近くに、日没後約1時間の間、並んで見えるようになます。
晴れていればこの現象は世界中で観測できますが、最もよく見えるのは赤道付近で、北へ行くほど地平線の下に沈むまでの間に見える時間が短くなります。
木星と土星がこれほど大接近するのは2080年3月15日。その次は2400年になります。