広島県三原市の養鶏場で、高病原性が疑われる鳥インフルエンザが検出されました。
広島県によりますと、6日、三原市の養鶏場でニワトリが死んでいるのが相次いで見つかりました。県が立ち入り、検査したところ、7日未明に「H5亜型」の鳥インフルエンザと確認されたということです。
県は7日朝に対策本部を設置。午前からこの養鶏場などのニワトリおよそ13万4000羽の殺処分を始めています。また、この養鶏場から半径3キロ以内を卵や鳥の持ち出しなどを禁止する「移動制限区域」とし、半径10キロ以内を地域外への持ち出しを禁止する「搬出制限区域」としました。
広島県で鳥インフルエンザが確認されたのは、記録を取り始めた2004年以降で初めてです。