米大リーグの人種の壁を打ち破った黒人選手として知られるジャッキー・ロビンソンさんの像が米カンザス州ウィチタの野球場から盗まれ、別の公園のごみ箱の中で見つかりました。像は焼かれてバラバラになっていました。
ロビンソンさんの像は、足首の部分で切断されて盗まれているのが25日に見つかりました。
ウィチタ警察は30日、公園のごみ箱の火災に関する通報があり、消防が火を消し止めたところ、盗まれた像の断片と思われるものが見つかったと発表しました。現時点で修復不可能な状態だったとしています。
ジャッキー・ロビンソンさんの実物大の像は、野球をやりたい子どもを応援する非営利団体「リーグ42」が5万ドル(約740万円)の寄付を集めて球場に設置していました。同団体の名称はロビンソンさんの背番号にちなみます。