大ヒット映画「ロッキー」シリーズの主人公のライバル、アポロ・クリード役で知られるカール・ウェザースさんが亡くなりました。76歳でした。
遺族によりますとウェザースさんは1日、「自宅で安らかに眠りながら亡くなった」ということです。
プロフットボール選手として活躍したウェザースさんはその恵まれた体格を生かして、俳優デビューしました。
代表作となった映画「ロッキー」シリーズでは主人公のライバルであり親友のボクサー、アポロ・クリード役を演じ、高い身体能力と演技力で大人気となりました。
「ロッキー4」ではウェザースさん演じるアポロがソビエト連邦のボクサー、ドラゴの強打を浴び死亡。
その後、アポロが残した息子を主役にした映画もシリーズ化されています。
また、SFテレビドラマの「マンダロリアン」ではエミー賞にノミネートされるなど幅広い活躍を見せました。
遺族は「カールは並外れた人生を送った非凡な人だった。世代を超えて世界中から認められた」とコメントしています。