米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミが4日、香港で臨んだ親善試合に、スター選手のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが出場せず、観客席からブーイングや返金を求める声が上がりました。
試合は香港スタジアムで開催され、インテル・マイアミが香港選抜チームに4対1で勝利しましたが、観客はメッシが最後まで登場しなかったことに不満を爆発させました。
香港政府も4日の声明でメッシ欠場への「失望」を表明し、「主催者はファンに説明する義務がある」と主張しました。
スタジアムは試合後半の残り20分を過ぎた頃から不穏な空気に包まれました。メッシへの呼び声が「メッシはどこだ」という問い掛けに変わり、ピッチにほかの交代選手が出るたびにブーイングが起きました。ロスタイムに入ると英語と広東語で「返金」を求める声が上がりました。