アメリカで、若年層を中心にクレジットカードの支払いができず延滞する人が急増しています。
ニューヨーク連邦準備銀行によりますと、2023年10月から12月の間にクレジットカードの支払いを延滞した人の割合は8.52%と、およそ12年ぶりの高水準となりました。
また、自動車価格の上昇や金利が高止まりしていることから、自動車ローンの延滞率も急増しています。
ニューヨーク連銀は特に、若年層や低所得世帯の間で経済的なストレスが増加していると指摘しています。
市場関係者は「今後さらなる高水準となることも十分に考えられる」と、懸念を示す声が上がっています。