アメリカのトランプ前大統領は、人気歌手のテイラー・スウィフトさんがバイデン大統領を支持することは「あり得ない」と牽制(けんせい)しました。
トランプ前大統領は11日、自身のSNSに投稿し、大統領在任中にスウィフトさんら音楽業界の利益を守るために政策を推進したが、バイデン大統領はスウィフトさんのために「何もしなかったし、今後もそうだろう」と指摘しました。
今年の大統領選を念頭に、スウィフトさんが大金を稼がせた自分ではなく、バイデン大統領を支持することは「あり得ない」と牽制しました。
また、スウィフトさんの交際相手でプロフットボール選手のトラビス・ケルシーさんについて、「彼はリベラルで恐らく私を支持しないだろうが、私は彼が大好きだ」とも投稿しました。
若者に絶大な影響力を持つスウィフトさんは前回の大統領選でバイデン大統領の支持に回ったことから、トランプ前大統領としてはスウィフトさんがバイデン大統領を支持しないように牽制した格好です。