逮捕されたのは、東京 北区の無職でミャンマー国籍のネイ・ナイン・ウー容疑者(42)です。
警視庁によりますと、去年6月、ミャンマーからの持ち込みが禁止または制限されている、ソーセージなどの肉製品や、マンゴーなどの果物や野菜合わせて3.7キロを羽田空港に輸入したとして、家畜伝染病予防法違反と植物防疫法違反の疑いが持たれています。
ソーセージなどは34個のかばんの中に複数の箱に分けて入れられ、手荷物として持ち込まれていたということです。
これまでにも持ち込みを繰り返し、先月までのおよそ1年間に動物検疫所や植物防疫所から合わせて20回警告を受けていたということです。
調べに対し「頼まれて運んでいただけで、中に肉や植物が入っているとは知らなかった」などと容疑の一部を否認しているということです。
海外からの食品や果物などの持ち込みは、伝染病や害虫の被害のおそれがあるため、国や地域ごとに規制されていて、警視庁は禁止された食品を持ち込まないよう注意を呼びかけています。