台湾の国会にあたる立法院で、小林製薬から輸入した「紅麹(こうじ)」に関連した健康被害についての対応が協議されました。
台湾では小林製薬の紅麹原料で作られた台湾メーカーのサプリメントを摂取し、のちに腎臓病などを発症したとする通報が6件あり、台湾当局が因果関係を調査しています。
台湾立法院で1日に開かれた食品衛生に関する委員会では、議員から「輸入業者が小林製薬に損害賠償を求めるケースはあり得るか」といった質問が出ました。
衛生当局は明言は避け、「台湾での被害情報を集め、日本側へ提出する予定だ」と述べました。