アメリカを国賓こくひん待遇たいぐうで訪問ほうもんしている岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、日にち米べい首脳しゅのう会談かいだんを終おえたあと、日本にっぽん時間じかんの11日にち午前ごぜん、ホワイトハウスで開ひらかれたバイデン大統領だいとうりょう夫妻ふさい主催しゅさいの公式こうしき晩ばんさん会かいに裕子ゆうこ夫人ふじんとともに出席しゅっせきしました。

晩ばんさん会かいには日にち米べい両国りょうこくの政府せいふや経済けいざい界かいの関係かんけい者しゃのほか、2人組にんぐみの音楽おんがくユニット「YOASOBI」や俳優はいゆうのロバート・デ・ニーロさんなども招待しょうたいされました。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは晩ばんさん会かいで英語えいごでスピーチし「このような著名ちょめいな日にち米べいのゲストを前まえにして私わたしは息いきをのみ、妻つまの裕子ゆうこも誰だれが主賓しゅひんか分わからないと言いっていた。バイデン大統領だいとうりょうのすぐ隣となりの席せきに案内あんないされた時ときは安心あんしんした」と話はなすと会場かいじょうから笑わらいが起おきました。

そして「私わたしたちは今いま、歴史れきしの転換てんかん点てんにいる。この揺ゆるぎない日にち米べい関係かんけいをさらなる高たかみへと引き上ひきあげ、次つぎの世代せだいに手渡てわたそう」と述のべて両国りょうこく関係かんけいのさらなる発展はってんに向むけて決意けついを示しめしました。

またバイデン大統領だいとうりょうも「われわれの同盟どうめい関係かんけいはかつてないほど強固きょうこなものになった。今夜こんや、私わたしたちは前進ぜんしんし続つづけることを誓ちかう」と強調きょうちょうしました。

米べい有力ゆうりょく紙しが岸田きしだ首相しゅしょうと日にち米べいの同盟どうめい関係かんけいを特集とくしゅう

アメリカの有力ゆうりょく紙し、ワシントン・ポストは10日にち付づけの紙面しめんで、2ページを割さいて岸田きしだ総理そうり大臣だいじんと日にち米べいの同盟どうめい関係かんけいを特集とくしゅうしました。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんを特集とくしゅうした記事きじは、岸田きしだ氏しが6歳さいだった1963年ねん、東京とうきょうからニューヨークに引っ越ひっこし、地元じもとの公立こうりつ学校がっこうのクラスメートの多様たよう性せいと寛容かんようさに強つよい印象いんしょうを受うけたエピソードから始はじまります。

それからおよそ60年ねんたち、日にち米べい同盟どうめいを最もっとも強力きょうりょくな状態じょうたいに導みちびいた人物じんぶつとして、その時ときと同おなじように岸田きしだ氏しは、温あたたかく迎むかえられることになったと伝つたえています。

また記事きじでは、日本にっぽんについて、アメリカが中国ちゅうごくに対抗たいこうするために志こころざしを同おなじくする国々くにぐにを束たばねる戦略せんりゃくの中心ちゅうしんにあるとしています。

記事きじは、単独たんどくインタビューの内容ないようとともに、岸田きしだ氏しがニューヨークで3年間ねんかん暮くらしていた際さいに、家族かぞくで首都しゅと、ワシントンを訪おとずれた時ときなどの写真しゃしんを掲載けいさいしています。