静岡浜岡原発中部電力が新たな津波想定規制庁追加説明要求 - Easy News

中部ちゅうぶ電力でんりょくは、静岡しずおか県けんにある浜岡はまおか原子力げんしりょく発電はつでん所しょで、巨大きょだい地震じしんに伴ともなう津波つなみが防ぼう波は壁かべより3メートル余あまり高たかい最大さいだい25.2メートルに達たっするという新あらたな想定そうていを、原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいの審査しんさ会合かいごうで説明せつめいしました。これに対にたいし規制きせい側がわからは、網羅もうら的てきな検討けんとうが行おこなわれているかわからないという指摘してきが相次あいつぎ、追加ついかの説明せつめいが求もとめられました。

静岡しずおか県けん御前崎おまえざき市しにある浜岡はまおか原発げんぱつの3号機ごうきと4号機ごうきは2011年ねんから停止ていししていて、再さい稼働かどうの前提ぜんていとなる原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいの審査しんさが続つづいています。

審査しんさでは想定そうていする津波つなみの高たかさが焦点しょうてんになっていて、中部ちゅうぶ電力でんりょくは12日にちに開ひらかれた審査しんさ会合かいごうで、南海なんかいトラフの巨大きょだい地震じしんに伴ともなう津波つなみと遠州灘えんしゅうなだ沖おきの海底かいていでの地滑じすべりによる津波つなみが重なり合かさなりあった場合ばあい、最大さいだいで25.2メートルに達たっする可能かのう性せいがあるとする新あらたな想定そうていを説明せつめいしました。

浜岡はまおか原発げんぱつでは、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいのあとに海抜かいばつ22メートルの高たかさの防ぼう波は壁かべが整備せいびされましたが、それを3メートル余あまり上回うわまわる想定そうていです。

これに対にたいし、事務じむ局きょくの原子力げんしりょく規制きせい庁ちょうからは、海底かいていで地滑じすべりが複数ふくすう同時どうじに起おきる可能かのう性せいも否定ひていできないなどとして、網羅もうら的てきな検討けんとうが行おこなわれたのかわからないという指摘してきが相次あいつぎ、追加ついかの説明せつめいが求もとめられました。