国内の金の小売価格 1グラム当たり1万3036円に最高値更新 - Easy News

中東ちゅうとう情勢じょうせいが緊迫きんぱく化かする中なか、比較的ひかくてき安全あんぜんな資産しさんとして金きんを買かう動うごきが広ひろがり、国内こくないの金きんの小売こうり価格かかくは16日にち、1グラム当あたり1万まん3036円えんをつけ、最さい高値たかねを更新こうしんしました。

大手おおて貴金属ききんぞく会社かいしゃ「田中たなか貴たか金属きんぞく工業こうぎょう」が16日にちに発表はっぴょうした金きんの小売こうり価格かかくは、1グラム当あたりで15日にちより198円えん高たかい1万まん3063円えんをつけ、最さい高値たかねを更新こうしんしました。

また、大阪おおさか取引とりひき所しょで取り引とりひきされている「来年らいねん2月つきもの」の金きんの先物さきもの価格かかくは午前ごぜん中ちゅうに一時いちじ、1グラム当あたり1万まん1851円えんをつけるなど高値たかねで推移すいいしています。

背景はいけいには中東ちゅうとう情勢じょうせいが緊迫きんぱく化かする中なか、比較的ひかくてき安全あんぜんな資産しさんとして金きんを買かう動うごきが広ひろがっていることがあります。

さらに、外国がいこく為替かわせ市場しじょうで1ドル＝154円えん台だいと34年ねんぶりの水準すいじゅんまで円えん安やすが進すすんでいることも国内こくないでの金きんの価格かかくを押し上おしあげる要因よういんとなっています。

市場しじょう関係かんけい者しゃは「中東ちゅうとう情勢じょうせいが緊迫きんぱく化かする中なか、投資とうし家かの間までは資金しきんを金きんに移うつす動うごきが強つよまっている」と話はなしています。