愛知県長久手市の「
愛・
地球博記念公園」で
走っている「ネコ
バス」をイメージした
車両で、
先月、
盲導犬を
連れた
視覚障害者が
乗車を
断られていたことが
分かり、
公園を
管理する
愛知県の
大村知事は「
認識不足だった」として、
対応を
改めるよう
指示したことを
明らかにしました。
「愛・地球博記念公園」では、先月16日からスタジオジブリの作品に登場する「ネコバス」をイメージした車両が走っていますが、愛知県によりますと、運行初日に盲導犬を連れた視覚障害者が現地のスタッフから乗車を断られていたことが分かったということです。
これについて、大村知事は、16日の定例の記者会見で「車両には囲いがないことから乗車を断ったということだったが、盲導犬は急に飛び出すことはないので認識不足だったとしか言いようがない。対応を受けた方には大変申し訳なく、おわびを申し上げたい」と述べました。
そのうえで「すべての方に楽しんでもらえるよう、しっかりと指示をしている。来週の閉園日に、中部盲導犬協会や日本介助犬協会、障害者団体の方々をお招きしてネコバスの試乗を行うと聞いている」と述べ、対応を改めるよう運行を担当している会社などに指示したことを明らかにしました。