東京 日本橋の
デパートで
およそ1000
万円の
金の
茶わんが
盗まれた
事件で、
容疑者が
買取店に
持ち込んだ
茶わんは
相場より
大幅に
安いおよそ180
万円で
買い取られたあと、
その日の
うちに
別の
店におよそ480
万円で
転売されていたことが、
捜査関係者への
取材で
分かりました。
東京 江東区に住む無職の堀江大容疑者(32)は、今月11日、日本橋高島屋で開かれていた金製品の展示・即売会「大黄金展」で、販売価格1040万円の純金製の茶わんを盗んだとして逮捕されました。
これまでの調べで、容疑者はデパートを出た1時間余りあとに江東区内の買取店に茶わんを持ち込み、金の重さに対し相場より大幅に安いおよそ180万円で売却していたことが分かっています。
調べに対し「借金があった」と供述していて、警視庁は換金目的だったとみています。
一方、捜査関係者によりますと、茶わんはその日のうちに江東区の店から台東区内の別の買取店におよそ480万円で転売されていたということで、警視庁はこうした経緯についても詳しく調べることにしています。