米電気自動車(EV)大手テスラが世界の従業員14万人のうち10%超を削減する方針であることがわかりました。欧米のメディアが伝えました。
テスラの従業員数は2020年末以降、2倍近くに増えていました。今回の人員削減はEV業界の競争激化と需要軟化を示す最新の例となります。
ロイター通信の報道によると、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が週末に従業員宛てに送ったメールでは、人員削減計画の理由について「コスト削減と生産性の増大」と説明。EV需要やテスラの売り上げの鈍化には触れませんでした。
テスラは先日、今年1~3月期の販売数が前年同期比で減少に転じたことを報告したばかりです。