今月6日、群馬県高崎市にある踏切で、9歳の女の子が電車にはねられて、亡くなりました。この踏切には、人や車が入らないようにする遮断機や、音を出して危険を知らせる警報機がありませんでした。
高崎市でこの電車が通る線路には、遮断機と警報機がない踏切が21あります。市は安全のため、この踏切をなくしたり、遮断機と警報機がある踏切に変えたりすることを決めました。
日本には、遮断機と警報機がない踏切が2400以上あります。国土交通省の斉藤大臣は「踏切を安全にすることが大事だと考えています」と言いました。そして、危険な踏切をなくすために、鉄道の会社や市、町などと相談をしていくと言いました。