北朝鮮きたちょうせん “19日にちに新型しんがた地ち対空たいくうミサイルなど発射はっしゃ実験じっけん”成功せいこうを主張しゅちょう

北朝鮮きたちょうせんのミサイル総局そうきょくは、19日にち午後ごごに黄海こうかいで戦略せんりゃく巡航じゅんこうミサイル「ファサル」を発射はっしゃし、超ちょう大型おおがた弾頭だんとうの威力いりょくを確認かくにんする実験じっけんを実施じっししたと、20日にちに国営こくえいの朝鮮ちょうせん中央ちゅうおう通信つうしんを通をつうじて発表はっぴょうしました。

また、黄海こうかいで新型しんがたの地ち対空たいくうミサイルの発射はっしゃ実験じっけんもあわせて19日にちに実施じっししたとしていて、滑走かっそう路ろとみられる場所ばしょで移動いどう式しき発射はっしゃ台だいからミサイルが発射はっしゃされる写真しゃしんを公開こうかいしました。

実験じっけんは、新型しんがた兵器へいきシステムの性能せいのうや運用うんようなど、技術ぎじゅつの高度こうど化かのために実施じっしされ「目的もくてきは達成たっせいされた」と成功せいこうを主張しゅちょうしています。

北朝鮮きたちょうせんは、ことし1月つきと2月つきにも戦術せんじゅつ核かく弾頭だんとうの搭載とうさいを想定そうていし、低空ていくうを長時間ちょうじかん飛行ひこうできるとする巡航じゅんこうミサイルを繰り返くりかえし発射はっしゃしていました。

巡航じゅんこうミサイルの開発かいはつは、ことしで4年ねん目めとなる「国防こくぼう5か年かねん計画けいかく」に盛り込もりこまれていて、北朝鮮きたちょうせんは、この計画けいかくに沿そって多様たようなミサイルの開発かいはつを進すすめる姿勢しせいをアピールしています。

韓国かんこく軍ぐんもミサイル補足ほそく 詳細しょうさいは分析ぶんせき中ちゅう

韓国かんこく軍ぐんの合同ごうどう参謀さんぼう本部ほんぶは、19日にち午後ごご3時半じはんごろ北朝鮮きたちょうせんが巡航じゅんこうミサイルと地ち対空たいくうミサイル数すう発はつを朝鮮ちょうせん半島はんとう西側にしがわの黄海こうかいで発射はっしゃしたのを捉とらえたと発表はっぴょうしました。

詳細しょうさいは分析ぶんせき中ちゅうだとした上うえで、「北きたの挑発ちょうはつ行動こうどうと軍事ぐんじ活動かつどうを注視ちゅうししており、さらに挑発ちょうはつを強行きょうこうすれば、圧倒的あっとうてきかつ断固だんことして懲こらしめるだろう」としています。

韓国かんこくの通信つうしん社しゃ、連合れんごうニュースは、北朝鮮きたちょうせんが前回ぜんかい2月つきに対空たいくうミサイルなどを発射はっしゃした時ときと異ことなり、今回こんかいは新型しんがたの地ち対空たいくうミサイルの名称めいしょうを明あきらかにしたことなどから、2か月かげつの間まに性能せいのうが改善かいぜんされたとみられると伝つたえています。