オランダの首都で屈指の観光地でもあるアムステルダム市の地元政府は、オーバーツーリズム(観光公害)対策の一環として市内での新たなホテル建設は今後、許可しない方針をこのほど決めました。
承認するのは既存のホテルが閉鎖した場合に限ります。宿泊施設の数自体が増加しないことも条件にしています。ただ、新たなホテル建設の許可を既に得ている場合は対象外となります。
同市が迎える観光客は年間数百万人で、この人数を抑える施策を積極的に試しています。売春街を舞台にしたセックスや薬物関連の観光業を減らす対策などが含まれます。