「世界一背の高い存命中の女性」としてギネスに認定されたトルコ人女性、ルメイサ・ゲルギさんがこのほど生まれて初めて航空機に搭乗し、トルコから米サンフランシスコに渡航しました。
25歳のゲルギさんの身長は215.16センチです。高身長はウィーバー症候群と呼ばれる珍しい遺伝子疾患で引き起こされた骨の過成長によるもので、10代の時からギネス認定を受けています。他にも指の長さなどで世界一に認定されてきました。
旅行やソーシャルメディアの発信を定期的に行っているゲルギさんですが、その国際的な知名度にもかかわらずこれまで飛行機に乗ったことは一度もありませんでした。多くのウィーバー症候群の人たちと同様、ゲルギさんは移動補助装置を使用しており、長時間のフライトには特別な機内の設備も必要になります。
しかし今年9月、ゲルギさんはついに機上の人となりました。同社は複数の座席を取り外し、ゲルギさんがストレッチャーの上で快適に過ごせるよう対策を取りました。イスタンブールからカリフォルニア州までは13時間のフライトでした。